ロストバケーションのネタバレとあらすじ。これはただのサメ映画ではない!

数々のサメ映画の中でもっとも小さなスケールで撮影された作品―――『ロストバケーション』。 

 

母との思い出のビーチに訪れたナンシーは、日も低くなってきた夕方ごろ、最後に人波乗ろうとサーフィンをしていたところ、突然のシャークアタックに見舞われます。

サメの襲撃で足にケガを負ったナンシーは、干潮時にのみ姿を現す岩礁の上に何とか無事逃れることに成功します。

しかしあたりに人影はまったくおらず、人食いザメの待ち構える海を泳いで陸まで泳ぎ切ることは不可能。

人間に敵意を持ったそのサメは、海に入ってきた人間を次々と襲います。

  • 海岸まで距離にしてわずか200m
  • サメに命を狙われた美女サーファー
  • スマホもない。食料もない。助けは誰も来ない
  • 満潮になると沈む岩礁の上にただ一人
  • 迫りくるタイムリミット
  • 海の中には獰猛な人食いサメ

非常にシンプルながらも、これまでのサメ映画とは一味違った、強くお勧めする作品の1つです。

 

『ロストバケーション』のあらすじ 

 休暇中に訪れたナンシーは、母との思い出のビーチにやってきたナンシー。

想いでのビーチは名前こそ分からないものの、青い海、白い雲、美しい木々の景観漂うこの世の楽園(パラダイス)。

海はどこまでも碧く、地元のサーファーしか知らない秘密のスポットでした。

サーフィンに打ってつけの高さの波です。

 

ナンシーはもともと医者を目指して勉強する20代前後の学生です。

医者になることを志して医学を勉強していましたが、母を病気で亡くしてしまいました。

母の命を救うことができなかった医学に失望したナンシーは、医学校を辞めてしまいます。

 

彼女の父は、ナンシーに対して医学校へ戻るべきだと言いますが、自分の進むべき道に迷ったナンシーは親の言うことに反発をしています。

そして死んだ母の愛したビーチを訪れたのです。

 

カルロスという地元の男の車に乗せてもらってビーチを訪れた彼女は、写真で見るよりもはるかに美しい海の景観に心を奪われました。

すっかり魅了されてしまったナンシーは、ビキニの上にウェットスーツを着て、サーフボードを持って海に入ります。 

まさか人食いザメがいるともしらずに。

 

海もサメの出る雰囲気などみじんも無い素晴らしい場所です。

先に来ていた地元のメキシコ人男性サーファー2人組もこの場所で楽しそうにサーフィンを楽しんでいました。

 

 

 

日も暮れて最後一波乗ろうとした矢先、海の上に浮かぶクジラの死骸を発見します。 

死骸は悪臭がひどく、肉を食らおうと海鳥が群がっていました。 

そして背中をよく見ると何かにかじられたグロテスクな後があります。 

 

 恐ろしく感じたナンシーは岸へと上がろうとした次の瞬間! 

 突然のシャークアタック。 

 サーフボードから放り出された彼女は、サメの鋭い歯によって右足太ももにケガ追ってしまいます。 

 出血がひどく、サメから逃れるために近くの岩礁の上に避難しますが、なんと岸から200mも離れているではありませんか。 

 先にいたサーファー男性2人に助けを求めて声を張り上げますが声は届かず、周りに誰もいない小島に取り残されてしまったのです。 

 

 

助けを呼ぶスマホも無いし、怪我を治す応急処置のガーゼも包帯も無い。

 離れ小島となった岩盤の上には手負いの自分とカモメが1羽いるだけ。 

 

ナンシーの乗っている岩盤が海面に姿を現すのは、干潮のときだけ――。 

 人食いざめが泳いでいる中、満潮のタイムリミットが迫ります。 

 

ロストバケーションの主演女優 

 今作の主人公ナンシーを演じる女優はブレイクライブリー 

 さすがハリウッドスターというだけあって、見事なプロポーションを披露してくれます。 

 そして美人。 

 

ブレイクライヴリーのプロフィール

本名:Blake Ellender Brown 

生年月日:1987年8月25日生まれ 

国籍:アメリカ合衆国 

職業:ハリウッド女優 

活動期間:1998年~ 

【主な出演作品】

  • 『ゴシップガール』
  • 『アデライン、100年目の恋』
  • 『シンプル・フェイバー』

 

 

現在すでに結婚している彼女ですが、結婚相手はなんと『デッドプール』のライアン・レイノルズ! 

 先日も第3子を出産したと報じられていたので、結婚生活はうまくいっている様子ですね。 

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Happy Birthday, @blakelively.

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『ロストバケーション』の予告では離れ小島に取り残される設定だというので、他の誰とも喋ることなく、サメと1対1でどうやって役を1時間以上も役を演じるのだろうと気になりましたが心配ご無用。 

 途中男性サーファー2人組や酔っ払いのおっちゃんも登場しますが、あとはほとんどブレイクの1人芝居

よくもまぁこれだけの魅力的な作品に1人の演技で仕上げられるなぁと思います。

 

ハリウッドで活躍する女優は肝っ玉の大きな人は多いですが、ブレイクはレベルが違います。

世界中から注目が集まる映画作品の主役を務めるなんて、並大抵の精神力では務まらないでしょう。

まさに圧巻の演技を見せてくれます。

いえ、魅せてくれます。

 序盤のサーフィンシーンはかっこいいです!

 

ロストバケーションネタバレとラスト

 

  • 海には人食いざめ 
  • 足のケガ 
  • 飲まず食わずで奪われる体力 
  • 助けてくれる人はいない 
  • 絶望的な状況 

 

 生きることをあきらめたくなるような状況で彼女の命をすくうことになるのは、1台のビデオカメラだったのです。

岩礁近くにプカプカと浮かぶ奇妙なプラスチックの塊を見つけるナンシー。

それは何とサーフィン撮影用に使う防水使用のビデオカメラだったのです。 

 (カメラは先に来ていた男性サーファーがサメに襲われたと気に落とした物。)

 

そのカメラを命からがら海から取ったナンシーは、自分の絶体絶命の状況を説明したビデオレターを撮影します。

このビデオを見た人は、私の家族のもとにこのビデオを送ってほしいの。

テキサス州ガルベストンオリバークレセント通りへ。

ママが全力で戦ったように・・・私も全力で戦うわ。

愛してる。

 

ビデオには足の傷の具合や人食いサメの説明のほかに、自分の家族へのメッセージと住所についても・・・。 

 満潮のタイムリミットも迫る中、わずかな望みを載せてそれを海へ投げ入れます。 

 無事岸に流れ着いて誰か救助が来てくれることを祈って。 

 

 

 

彼女が投げ入れたビデオカメラは翌朝岸に流れ着き、奇跡を起こすことになります。

 

サッカーボールを蹴りながら浜辺を走る6歳くらいの少年は偶然、浜辺に流れ着いていたビデオカメラを発見するのです。

 

ビデオカメラに移された獰猛なサメの姿。

助けを待つナンシーのビデオレター。

緊急事態であることを知った少年は、助けを呼びに家へと走ります。

 

 この少年の正体こそ実は、映画冒頭にナンシーを車でビーチまで送ってくれたカルロスの息子だったのです。

 

 

 満ち潮で岩礁が沈むために近くに浮かんでいたブイに避難したナンシー。 

※ブイ=(海にプカプカ浮かぶ灯台のようなもの) 

 ↓↓↓こんな感じ↓↓↓

ただし映画に登場するブイは錆びついて老朽化しています。 

 

 ブイへ無事たどり着くナンシーですが、サメも待ってましたと言わんばかりに襲い掛かります。

古い作りのブイなので、サメの攻撃によってグラグラと大きく傾き今にも倒壊しそうです。

 

サメの最後

 ブイの根元には付属品の発煙銃が付いていました。

発煙銃を使ってサメを火だるま状態にもするも仕留めきれず、怒り狂ったサメはとうとうナンシーの乗ったブイを転倒させてしまいます。 

 

 

海に投げ出されるナンシー。 

 

海中から襲い掛かるサメ。 

 

万事休すかと思われたとき、ナンシーはブイを固定している鎖を使って、サメを仕留める秘策を思いつきます。 

 

 

 

ブイを海底に固定している鎖を掴むナンシー。 

 鎖はブイから外れたと同時に反動で猛スピードを出して海底までナンシーと一緒に海中へと沈み込む。

 鎖につかまった彼女をすぐ後ろスレスレから追うサメ。 

逃げるナンシー。 

ギリギリの駆け引き。 

 

あとちょっとでサメの牙が当たるかというタイミングで、サメを海底の鉄棘に突っ込ませます。

見事にサメを串刺しにすることに成功したナンシーは、無事サメを討伐することに成功するのです。

陸に帰還したナンシー

ビデオカメラを拾った少年は、父カルロスを連れてきました。 

サメとのサバイバルですでに体力の限界を迎えていたナンシー。 

彼女は岸近くの海をを気絶したままただよっているところを、カルロスによって浜辺まで引き上げられます。 

 

 

意識がなく当惑するカルロスだったけど、水を吐き出し意識を取り戻すナンシー。

 

危険な海を脱し、 サメのいない安全な陸に生還することに成功しました。

彼女は母との思い出のビーチに戻ってこられたのです。 

 

意識を取り戻した彼女は脳裏には、笑顔で笑いかける母の姿が浮かびました。 

太陽輝く青空の下、母の顔は優しくナンシーに笑いかけていました。

 

 ロストバケーションの見どころ 

ロストバケーションの魅力は人によってさまざまあると思いますが、 

僕が挙げるのはこの4つです。 

 

見どころ4選

  1. 美しいロケ地 
  2. ブレイクライブリーのサーフィンシーン 
  3. 恐怖の煽り方 
  4. ナンシーの成長と心の葛藤 

 

ロケ地:ロード・ハウ島 

「楽園(パラダイス)」として知られ、オーストラリアの方にある人口350人ほどの小さな島です。 

 ロード・ハウ海洋公園として保護されています。

 携帯の電波も届かない場所で、車の出の移動も制限されていたり、年間の観光客の数も制限がされていたりと、けっこう厳重に管理されているようですね。 

 

映画の撮影中には湾内にサメが侵入しないようにシールドを作ったり 

観光客が踏んだ砂浜の足跡を消したりと大変だった模様。。。 

 

気候はとても温かく、最高気温は25℃。 

冬でも19℃もあるのだそう。 

 

入って泳いでみたくなりますよね(笑)

 

ブレイクライヴリーのサーフィンシーン

まぁサーフィンシーンは映画冒頭のオマケのようなものなのですが、すんごいカッコいいのでぜひ見てみてください。 

 ブレイクが大自然の中で見事なサーフィンの腕前を披露してくれます。 

 

 

最初見た時はスタントがやってるんだろうなぁと思ってたけど、違いました。

 何とブレイク本人が波乗りしてるんです! 

 

恐怖の煽り方

 サメや海への恐怖の煽り方も秀逸です。 

 サメ映画の原点ジョーズのような特徴的なBGMは使われていません。 

 

変わりに映像編集を使って、安全な陸と恐怖の海の対比が視聴者の心をつかみます。 

 わざと海の中のシーンをスローモーションで再生したり、忍び寄る魔の手感を演出する映像編集はうまいですね。 

 

視聴者からすると、「速く!速く陸に戻れ!ナンシー!」と焦ること間違い無しです(笑) 

 

 岩礁に避難してからも、「満潮まであと2時間」みたくタイムリミットを知らせる演出は、視聴者を映画から飽きさせません。 

 

ナンシーの成長と心の葛藤

 映画を見ると分かるのですが、このナンシーってキャラクターは大人になりきれていないんですよね。 

 

映画の中の設定としては大学生であろうことから20代前半。 

 自分の道に迷う若者の設定で、子供の殻を脱しきれずにいる人柄が描かれています。 

 

  • お酒に酔っぱらってこられなくなった友達に愚痴を言う 
  • 父親に無断で医学校を中退 
  • 戻るよう言われても反発 

 

自分探し中の若者感をうまいこと表現しています。 

 

で、精神的に大人になりきれなかったナンシーは海に入ってしまうのですが、サメとのサバイバルを繰り広げることによって、大人への階段を上ることになります。 

 

現実から逃避するのではなく、今この瞬間に立ち向かうことを。 

 

 この記事のまとめ 

 『ロストバケーション』はB級ホラー映画などではありません。 

 ジョーズ以来の、サメ映画に1つの革新をもたらしてくれる作品だと思います。 

 

  • 岸からわずか200m。
  • 助けは誰もこない。
  • 迫りくるタイムリミット
  •  今までにありそうで無かった設定

さらに映画全体はほぼすべてブレイクライブラリーの1人演技です。 

 

 単にサメに人が食べられて撃退するだけの映画ではなく、1人の人間の心情を深く掘り下げて作られています。 

 非常におすすめできる作品なのです。 

 

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