ロストバケーションのカモメって本物?けっこうかわいい件

鑑賞者はサメの迫りくるプレッシャーと、カモメのかわいさに板挟みになりながら映画を楽しむことになります。

 

陸にはカモメ。海には人食いザメ。

当映画では全体を通してナンシーという女性一人で描かれる映画なのですが、実は影の主役がいます。

 

サメ?

いえ、サメもそうなのですがもう1人。いや、もう1匹。

 

カモメです。

 

美しい景観を持った海でサーフィンをしてたところ、ナンシーは突然のサメの襲撃に見舞われます。

サメにかまれて足を怪我してしまったナンシーはサメのいる海を泳ぎぎって岸までたどり着くことはできなかったので、すぐ近くの岩礁に退避することになります。

 

映画を見る前、他の登場人物の描写も一切なしで、女1人だけの演技で映画は進むのあかなぁーときになっていると(話し相手1人も無し!?)、いたんですね。

 

カモメが。

 

 

ナンシーがサメから逃れた岩礁の上にはケガをして飛べなくなったカモメが1話。

 

この2人、いや、1人と1匹の共通点は、

ケガをしていること

安全な場所まで帰れないこと

サメに命を狙われていること

 

滿潮で足場がなくなるタイムリミットが迫っていてヤバイ状況です。

サメもいなくなる気配は全くなく、明らかに主人公が海に入ってくるのを今か今かと待っていて見ている側のハラハラ感もハンパではありません。

しかしサメからのプレッシャーとは対照的に、カモメは視聴者の心を和ませてくれるいい癒しキャラになっているんですね。

 

僕は鳥をかわいいとか思ったことは人生で1度もなかったのですけど、このカモメに関しては素直にかわいいと思いました。

 

 

カモメは本物?CG?

なんとこのカモメ、本物を使っているようです。

今作のロケ地がオーストラリアなのでおそらくその地域に生息していると思われるのですが、種類は何なのでしょうね?

ミユツビカモメでしょうか??

 

毛が真っ白で綺麗な外見です。

ペリカンのようやいやらしさ(?)もないので個人的に好きな見た目です。

 

 

映画のストーリー中では羽が脱臼しているという設定なのですが、ホントにケガした鳥を撮影に使ったのでしょうか?

それとも飛ばないように特別な訓練を施された鳥なのでしょうか?

非常に気になります。

 

必死こいてネットで調べたのですが僕には見つけられなかったので、もし知っている方が人がこのブログを読んでいたら教えてくださいネ。

 

別に僕はペット買ってるとかではないけど、しつけ方とか映画好きの1人の男として気になります。

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カモメの翼を治してあげるナンシー

ナンシーは医学の勉強をしている大学生くらいの女性という設定。

 

ケガをした自分の足の応急処置も自分でしているし、鳥の脱臼を治してあげるシーンがあるんですね。

 

脱臼治すのだから当然、グキッっとなりますよね。

ビックリしたカモメは痛がって、ナンシーの指に噛みつきます。

 

(どうやって役者の指に噛みつくように調教したんだろ?)

(ここだけうまいこと合成とかしてるのかな?)

 

もし本当に指をかませているのだとすれば、ブレイクはメチャクチャ体を張って撮影していますね。

こんな映画がヒットしないわけありません。

 

そして

「それがケガを治してあげた人への感謝の表現?」

と大きな器を見せるナンシー。

冒頭のナンシーと比べると大人に1歩成長しているなーと個人的に感じました。

対応はいたって冷静で顔に優しい笑みを浮かべるほどです。

 

映画冒頭の方で、僕はナンシーに対して大人になり切れていない一人の女性という印象を受けました。

医学校に行くべきだという父親の意向に背いたり、お酒で酔っ払ってしまった友達に愚痴を言ったりとする場面が描かれます。

 

 

このナンシーはサメとのサバイバルを通じて明らかに人間的な成長をしているんです。

普通ならこの絶望的な状況に生きる気力を失ってしまってもおかしくないでしょうが彼女は違いました。

 

陸にたどり着くことはできない無力感。

ケガによって奪われる体力。

迫りくるサメの恐怖。

 

そんな状況下においても彼女は「やれることはすべてやる」という強い姿勢を見せてくれます。

「病気と最後まで戦った母親も最後まで戦っていたから。」と。

 

普段なら「あ、なんか鳥飛んでるわ」程度の存在であるただのカモメも、この状況下なら同じ境遇の仲間として感情移入せざる負えませんね。

 

カモメを海へ逃がすナンシー

小さな浮島となった岩礁も、あと数分で満潮撮るタイムリミットが迫ります。

 

ナンシーは生きるために30mほど離れたブイに泳いで渡る決意をします。

鳥を逃がしてあげるために、真っ二つに割れたサーフボードの片上に乗せて岸まで流してあげるんですね。

カモメも特に抵抗することなく、ボードに乗ることを受け入れます。

(ホント映画スタッフはどういう躾をしてるんでしょう??)

 

ラストシーン:平和な陸へ帰還したナンシー

ブイでのサメとの激闘の末、カルロスに引き上げられてついに生きて陸に帰還ることに成功するナンシー。

体はもうボロボロで、足からの出血やクジラに刺されたダメージ。

海岸で意識もうろうとする中、徐々に意識を取り戻していく彼女。

 

その視線の先には、ボードに乗せて逃がしたハトがいました。

危険な海へ落ちることもなく、無事安全な陸へとたどりついていたのです。

 

 

映像を見たとき「良かったぁあああ!!!」と思いましたね(笑)

 

 

動物をシンボルに例えると、白いハトというのは、自由・平和の象徴なのだそう。

サメや絶海の孤島という自分の自由を束縛する危険な場所か無事帰ってきた彼女を出迎えるのに、これ以上ないほどの演出だと思います。

ナンシーが無事陸へ引き上げられた時の安心感といったらありません!

なんたってこの映画の主題歌は「Bird Set Free」なのですから!

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