映画ペット・セメタリ―の情報まとめ!「時には死の方がいい」

「娘は生き返ってはいけなかった」

「時には死の方がいい」

 

スティーブン・キング史上最恐。

原作者自身小説を発表することを躊躇してしまった問題作が、映画『ペット・セメタリ―』。

 

ペット・セメタリ―を日本語訳すると、「ペットのお墓」という意味。

タイトルからは動物に関する怖い話と思うかもしれませんが、それは間違い。

愛すべき死んだ我が子をあの世から呼び戻してしまった父親の怖くて悲しいお話です。

ただ恐ろしいだけのホラー映画ではなく、人間の死や愛情について考えさせられる映画となってます。

 

映画が初めて公開されたのは1989年。

そして度重なる延期もありながら、日本でついに1月17日に公開されるのがリメイク版『ペット・セメタリ―』なのです。

名作を連投してきたスティーブン・キングの中でも究極のホラーと言える作品です。

個人的にこの怖さは『IT~それが見えたら終わり~』や『シャイニング』を凌ぐと思っております。

 

ペット・セメタリ―のあらすじ

ペット・セメタリ―(ペットのお墓)とは、死者を蘇らせてしまうという禁忌を犯してしまう父親のお話。

愛する我が子を自宅前の道でトラックにはねられて亡くしてしまった父親は、先住民族ミクマク族の墓に愛する我が子を埋めた結果、何と死んだはずの人間が蘇ってしまいます。

しかし感動の再開にはなり得ず、生き返った人間はもう死ぬ前とはまったく別人に変貌。

恐ろしく狂暴化し、自分の親に対しても、ゾンビのように見境なく襲い掛かり、肉を食いちぎり、命を奪うような恐ろしい存在になってしまうのです。

・・・配送の巨大トラックが猛スピードで往来する田舎町。その道のすぐ横の家に越してきた医者のルイスと家族4人とペットの猫1匹。

道路を挟んだ向かい側に住む老人ジャドに歓迎され、近所を案内してもらったとき、森の中で不思議な場所を見つける。
”PET SEMATARY”と書かれた奇妙なお墓だった。

そこはいわくつきの場所で、家の前を猛スピードで徹トラックにはねられて死んでしまった犬猫などペットたちの埋葬されているお墓だった。

 

ある日父親のルイスは隣人のジャドから娘の猫チャーチが、道でトラックにはねられて死んでしまっていたことを告げられる。

愛する猫が死んでしまったことを娘になんて説明しようと途方にくれていると

「いい解決方法がある」

と言うジャド。

彼に連れられて向かった先はペット・セメタリ―のそのまた奥にあるお墓だった。

 

そのお墓こそ恐怖の元凶。

死者を蘇らせることのできる不思議なパワーを秘めた先住民ミクマク族の作った埋葬地だった。

ジャドの指図通り、チャーチの遺体をお墓に埋めて立つこと数日。

死んだはずの猫チャーチはまさかの復活を遂げてしまう。

ただし猫のチャーチは以前のチャーチではなく、狂暴化した別の何かに変わっていた。

 

最愛の我が子を失ってしまった父ルイスは、猫のチャーチを生き帰らせたミクマク族のお墓に我が子を埋める。

そしてこの世に戻ってきてはならぬ人を蘇らせてしまった蘇った我が子による惨劇が起こる

 

全ての人間が持つ愛するものを失ってしまった悲しみや愛情。

超えてはならぬ一線を越えてしまった人間の身勝手さと業を描いた作品なのです。

 

ペット・セメタリ―1989年版

© 2002 BY PARAMOUNT PICTURES.

 

  • 監督:メアリーランバート
  • 上映時間:103分
  • 製作国:アメリカ
  • 興行収入:およそ5700万$(およそ63億円)

 

1989年に初めて映画化されたペットセメタリ―。

息子のゲイジを自宅前でトラックにはねられて失ってしまった父親ルイス。

彼が最愛の我が子を生き返らせてしまった結果、蘇った息子ゲイジが惨劇を引き起こしてしまうという物語。

原作者キング自身、内容のあまりの恐ろしさにすぐには世に出さなかった作品です。

なおペットセメタリ―の正しい英語スペルは”Pet Cemetary”だが、作中の墓地では子供が間違って”Pet Semetary”と書いてしまっております。

映画タイトルや小説のタイトルもわざと誤植のまま付けられていますね。

50音の日本語だと発音が分かりにくかったためか、ペット・セメタリ―の原作では「ペット・セタリー」なのだけど、映画では「ペット・セタリ―」で定着しています。

(セメタリ― セマタリーの記事へリンク)

 

3歳の子供が悪魔にとりつかれたような怪演っぷりを発揮。

映画を見た人に対して、

「あなたは最愛の人を生き返らせることをどう思う?」

と強烈に訴えかけてくる映画です。

 

(ペットセメタリ―1989版リンク)

(ペットセメタリ―1989版ネタバレリンク)

(ペットセメタリ― ラモーンズリンク)

 

ペットセメタリ―2020年公開のリメイク版

ペット・セメタリ―第1作目から30年の時を経て公開されたリメイク版ペットセメタリ―。

今作では息子ではなく娘を交通事故で亡くしてしう設定。

最愛の娘の死を受け入れられないルイスは、娘エリーの遺体を持って森の奥深くへ入る。

そして禁断の墓地に埋めて蘇らせてしまいます。

2才の息子ではなく、8歳の少女を蘇らせるという設定にすることによって、作品の表現の幅を広げてきました。

蘇ったエリーと家族のやり取りをするシーンもみられます。

 

父ルイスを演じるのは、ハリウッドの名優ジェイソン・クラーク

『猿の惑星:新世紀』や『ターミネーター:新起動 ジェニシス』、『ナチス第三の男』にも出演していた彼です。

そしてリメイク版の監督を務めるのは、ケヴィン・コルシェとデニスウィドマイヤーです。

子供の頃からキングの小説を読んできている大ファンで、「『ペットセメタリ―』はキング史上最恐の作品である」と語っています。

(2020年リメイク版ネタバレ)

スティーブン・キング原作

 

この動画は昨年の秋に公開された映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』の1シーンなのですが、この雑貨屋のおじいちゃんこそ、スティーブン・キングご本人

『シャイニング』や『ミスト』などで知られるアメリカのホラー作家です。

2019年は『IT』『ドクタースリープ』など、彼の作品が多く映画化されましたね。

まさにスティーブン・キングの年だったわけです。

日本でのドクタースリープ公開は、延期などもあって2020年と遅くなりましたが、この3作品の中でもっとも恐ろしいとされるのが『ペットセメタリ―』なのです。

(最恐!スティーブンキングのおススメホラー映画リンク)

(スティーブンキングおすすめの映画作品リンク)

 

見どころ

個人的に見どころは以下の点かなぁと思っております。

死を受け入れられない人間

死んだあの人を生き返らせたい。

人間なら誰しもが共感できる願望であり、絶対に不可能なことです。

「もし時間が戻せたらこれだけ伝えておきたかった。」

って誰しも思うことですよね。

 

死者蘇生をしてしまった結果、禍に見舞われる愚かな人間の姿を描いた話こそペット・セメタリ―なのです。

 

そして作中で人間の死をもっとも受け入れられなかった登場人物が、父親であり医者のルイスです。

1989年に公開されたペット・セメタリ―では、生き返らせた息子の恐ろしい姿を見たにも関わらず、再び最愛の妻をミクマク族の墓地に埋めて生き返らせてしまいます。

ルイスの職業は医者なわけですが、死というものに対してもっとも抗う職業である彼が、神に背く傲慢な行為をやってしまうわけです。(人間の愚かさを描いたキングのメタファーなのか)

死という自然なことを不自然なものにしてしまった代償は大きいのです。

 

グロい守護霊パスコウ

一見悪そうで怖そうなヤツ。

道でトラックにはねられて死んでしまった大学生の霊。

助からないと分かっている自分のことを一生懸命助けようとしたルイスのことを助けたいと、ペットセメタリ―の先にある先住民族の墓の危うさを教えてくれます。

頭は事故の影響で半分吹っ飛んでおり、ぱっと見はゾンビ。

どういういきさつがあって墓の存在を知っているのかは語られていませんが、ペット・セメタリ―とくれば、この霊の存在は欠かせません。

 

猫のチャーチ

娘エリーのペットである黒猫チャーチ。

ペットセメタリ―で起こる悲しき惨劇の伏線的役割を演じます。

生前はどこにもでいる愛嬌のある猫ですが、トラックにはねられて死んでしまったのち、死者が生き返る先住民族の墓地に埋められます。
生き返ったチャーチは以前と違い狂暴化しており、悪魔の使いなのではないかと思わせるような行動を取るようになります。

この映画の象徴的な動物でしょう。

(ペットセメタリ― 猫 URL)

 

ゲイジを演じる男の子の演技(1989)

ペットセメタリ―でメインの怪物となるのが、2才児の男の子ゲイジなのです。

ルイスの最愛の息子です。

人を死に至らしめる恐ろしいアンデッドであると同時に、無垢な子供であるという演出もされています。

恐ろしさと同時にかわいそうと思ってしまう登場人物なのです。

作品に対していろんな方向性の感情を抱かせるあたり、さすがスティーブンキングです。

ゲイジの出てくるラスト20分のシーンはホントにハラハラします。

心臓に悪いなんてレベルではありません。

そして若干2才で大役を務めたミコ・ヒューズ

現在は30歳を超して、イケメンになっています!

(ペットセメタリ― 子役)

(ペットセメタリ― 怖い URL)

 

ペットセメタリ―の動画を無料で見る方法

そしていよいよ2020年1月に公開された『ペットセメタリー』ですが、今回の話はリメイクです。

始まりはやはり1989年に公開されたメアリー・ランバートが監督を務めた『ペットセメタリ―』。

僕がまだ生まれる前の古い作品ではありますが、その怖さは一切色あせていません。

むしろ作品の恐怖を書き立てていると言えます。

ハッキリ言ってゲイジが墓から復活した後の展開は心臓に悪いなんてものではありません。

めちゃくちゃハラハラしてしまいます。

僕は普段ホラー映画を家で見る時、一時停止ボタンを押さないというマイルールがあるのですが、いる襲い掛かってくるか分からない1シーンを見るのが怖すぎて停止ボタンを2回も押してしまうという禁忌を犯しました。

(イヤホンも両耳ではなく型耳で視聴し、ボリュームさえ少し落としてみたほど)

グ〇いシーンもあります。

それらすべてを受け入れてでも、スティーブンキング過去最高の問題作を見たいという人はこちらから無料で視聴できます。

名作ホラー映画が見放題!U-NEXT徹底レビュー!

ただ暴力的に怖いだけでなく、人間の愚かさや、死の重さを感じさせる作品です。

愛する子供を持つ親だと、見た時の精神的なインパクトは倍以上になる。

そんな映画です。

リメイク版を見た人も見てない人も、意を決して視聴してみてはいかがでしょうか?

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