ペット・セメタリ―の猫チャーチ どうしてこんニャことになってしまった?

ペット・セメタリ―。

それは死者を森の奥深くの”とある場所”に埋めると、生き返るという不思議なパワーを持った土地のお話。

ただし大きな代償を必要とします。

生き返った者は、生前とは違う”別の何か”へと変わるのです。

 

猫のチャーチは獰猛な行動を見せ、飼い主の顔を爪で攻撃するようになり・・・、

蘇った我が子は刃物を片手に襲い掛かってくるという恐ろしい行動をとるようになり・・・。

 

いったいなぜ、こんニャ恐ろしいことになってしまうのか?

ペット・セメタリ―に登場する猫チャーチについて記事にしてみました!

 

猫チャーチ

チャーチとは、エリーが大切に思っているグリード家の飼っているペットの猫です。

大人しく愛くるしい猫であり、家族みんなから可愛いあがられていました。

 

ある日家の前の道路で車にはねられて死んでしまったチャーチ。

背骨もねじれており、腐敗した体は地面にはりついてしまっていました。

 

娘のエリーを悲しませたくないという理由で、隣人のジャドに誘導されたルイスは先住民の墓地に埋葬します。

すると死んだはずのチャーチがニャんとまさかの復活。

自己によりねじれていた体は元通りになり、元気に歩くように。

しかし毛はボサボサで体から腐敗臭を放ち、性格も豹変していました。

飼い主であるルイスやエリーを傷つけるなど凶暴な行動を取るようにニャってしまったのです。

墓から生き返って以降、悪魔のような形相を見せるようになり、グリード家に悲劇を起こす引き金的存在となってしまいます。

 

チャーチを演じている猫

1989年版『ペット・セメタリ―』に出ているチャーチはブリティッシュショートヘアーという種類の猫になります。

途中チャーチが豹変するシーンでは、人形を使ったりもしてますが、下手にCGとか使うより断然怖いです。

 

また2020年リメイク版『ペット・セメタリ―』チャーチ役の猫は2匹の猫を使い分けています。

(何種になるんでしょう?雑種でしょうか?)

1匹は墓地に埋葬される前の猫を演じるトニック

もう1匹は埋葬後の恐怖の形相を見せてくれるレオという名前の猫です。

(映画のポスターに移っている猫はすべてレオ)

・・・にしても、猫が生み出す映画の収益ってどれくらいなんやろ?

ソフトバンクのお父さん犬は相当稼いでたみたいだけど。。。

 

2匹の猫は撮影終了後、保護猫として関係者に大切に育てられているようです。

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家の前の道路でトラックにはねられて死んでしまう猫チャーチ

猫のチャーチは家の前の道を走るトラックに引かれて死んでしまいます。

冒頭のジャドの説明でも、よく大通りを走るトラックのせいで町のペットが死ぬと話していました。

奇しくもチャーチがその中の1匹となってしまったのです。

 

まぁでも道で車にひかれてしまった猫って時々見ますよね。

子供の頃、道端に惹かれた猫の死骸を見て母親に「さわったらアカンで」と言われたのを覚えています。

 

またよく交通事故の危険性を小学生の頃、親や先生からさんざん説明を受けてきました。

「明日自分が事故に合わない可能性は0じゃない。」

事故に遭った人に後で話を聞くとよく返ってくるのが

「まさか自分が合うなんて思わなかった。」

です。

チャーチはそのまさかにあってしまったわけですね。

そして命を落として道に倒れていたところをジャドに発見されました。

 

 

「娘を悲しませたくない。」

そんな気持ちからルイスとジャドの2人は、夜こっそり森の中にあるペット・セメタリ―に埋めようとしたところ!

ジャドは

「娘を悲しませたくないなら付いてこい!」

と言います。

そして先住民ミクマク族の墓地にチャーチを埋めたわけですね。

 

復活してしまったチャーチ

死んだ者は生き返らないい。

これは自然界に存在する絶対的な法則ですが、ミクマク族の墓地に埋めることでチャーチはニャんと復活してしまいました。

 

た・だ・し!

復活して感動の再開を果たすわけではありません。

代償として恐ろしく狂暴になって帰ってくるのです。

慣れ親しんだ家族であるルイスの顔を引っ掻いて攻撃するなどの危険な行動を見せたりします。

そしてバイクのエンジン音のように「ヴヴヴヴヴぅぅぅ・・・」と声を出して威嚇するようにも。

ナデナデしてたら急に攻撃してくるものですから、まともに触れられたものではありません。

 

ジャドはなぜチャーチを埋めるよう言ったのか?

映画を見るとわかることですが、ジャドは以前自分の飼っていた犬をうめたことがあったのです。

埋めた後犬はジャドの元に戻ってきました。

恐ろしく狂暴になって。

 

さらに言えば!

1989年のペット・セメタリ―においてジャドは

「あの場所に自分の息子を埋めたやつがいたんだ・・・」

と発言します。

人間が生き返った場合どうなるかというと、以前のその人ではなくなるわけです。

見た目は完全にゾンビ。

行動もゾンビ。

友人だろうと家族だろうと見境なく襲うアンデッドと化します。

 

ろくなことにならないと分かっていたのに、なぜジャドはわざわざチャーチを埋めるようにしたのか?

 

ジャドは見た目こそ怖いものの優しい老人です。ルイスの家の子供たちを可愛がっていました。

なので生き返らせた理由としては

猫が死んでしまったショックで悲しんでほしくなかった。

そしてもう1つは、死者を蘇らせる禁忌の土地の力に魅了されていたということです。

 

僕も秘密を人に漏らさないようにするのは苦手なタイプです。

子供の頃よく仲間うちで内緒話なんかしようものなら、誰かに話したくて仕方ありませんでした。

「絶対誰にも言うなよ」

なんて言われようものなら

「誰よりも先にこの秘密を誰かと共有したい」

と思ってしまう男でした。

口が軽いのです(笑)

 

 

ジャド自身、それに似た感覚があったのではないかと考察しています。

だってどんなに恐ろしい土地だったとしても、死者を再びこの世に蘇らせることのできるパワーなんて、誰だった惹かれます。

誰かにこの秘密を話せずにいられない。

小さな猫1匹くらいだったらいいだろう。

そんな気持ちからルイスにミクマク族の墓地のことを教えてしまったのだと思います。

絶対に人に言ってはならないと分かっていても、言わずにはいられないところも、あの土地の恐ろしさなのでしょう。

 

「男の約束は岩のように硬い。」

なんてかっこいい決めセリフしておきながらまったくジャドは・・・。

 

なぜ生き返ると獰猛な性格にニャってしまうのか?

なぜ生き返った者たちは凶暴で恐ろしい存在になってしまうのか?

キング自身がどういう法則を作っているのかは語っていないのですが、こちらの記事がおもしろいです。

→参考記事:「死んだ人を生き返らせない方がいい10の理由」

 

悪魔や悪霊の魂が入ってしまっうのか?

神様の怒りにふれてしまうからなのか?

そういった法則性は明かされていません。

・・・しかし生き返った人たち。

いえ、生き返らされた人たちは、明らかに恨みを持って襲いかかります。

人間の身勝手行動に対する制裁的な描かれ方してているのがおもしろいポイントなのです。

 

見終わった後の空想にふけるのがおもしろくなります。

僕はたまに死後の世界ってどんなのだろう?

と考えてしまうタイプなのですが、あなたは考えたことありますか⁇

 

(余談)黒猫は不幸の象徴なのか?

不幸の象徴と言われる原因は色のせいでしょうか?

黒=暗い、夜、不吉、死、絶望・・・

 

魔女や悪魔の手下だなんて言説もありますが、むしろ逆です。

日本では幸運を連れてきてくれる存在とされてきました。

江戸時代に不治の病とされていた労咳なんかも、黒猫を見ると治ると言われ、「しっぽに幸運をひっかけてくる」とされていました。

だから不幸というよりはむしろラッキーキャット的な存在なのです。

 

黒猫に対する怖いイメージがある理由の1つとしては、アメリカがの作家エドガー・アラン・ポーの『黒猫』の影響も考えられます。

猫を生き返らせるペット・セメタリ―とは逆に、酒におぼれて精神を病んだ男が飼ってい他黒猫を殺してしまった結果、猫の怨念にかかって死んでしまうという風なお話です。

 

まとめ

 

 

※追記 レオ亡くなる

今作に恐怖の猫チャーチ役として活躍したレオが撮影終了数週間後に亡くなってしまっていたことが公式インスタグラムによって明かされています。

死因は明らかにされてませんが、少しショックでした。

 

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”死”についてテーマにした映画だったことから尚のこと衝撃だったのですが、すばらしい映画を見せてくれた制作陣はもちろん、2匹の猫に対しても、感謝の気持ちを抱いて言います。

レオ、すばらしい映画を見せてくれてありがとう。

 

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