ジョーズのモデルとなった実話!ニュージャージー州サメ襲撃事件簿

ユニバーサル・スタジオの名作品である映画『ジョーズ』にはなんと、モデルとなる事件があったのです。

サメ映画というと、現実に起こった出来事を映画化したんじゃないかな・・・と思わせるくらいリアリティのある作品も数多くあります。

まさかのジョーズも実話をもとにして作られた作品ではないのか気になりしらべてみたところ・・・見つかりました。

 

なんとジョーズは、1916年にアメリカのニュージャージー州で起きたサメの襲撃事件をモデルに作られた作品だったのです。

映画自体はフィクションですが、その元ネタは正真正銘の人食いザメの話から作られています。

 

モデルとなったニュージャージー州サメ事件

事件の場所はアメリカ東部ニュージャージー州海岸とマタワン川。

 

突然のサメの襲撃で、マタワン川の人々や海水浴場は恐怖の14日間を送ることになりました。

事件の概要

1916年7月1日:海水浴場で泳いでいた男性がサメに襲われる。

5日後の7月6日:ホテル従業員が海で泳いでいるところをサメに襲われる。

さらに6日後7月12日:マタワン川で少年が1人サメに襲われる。サメに加えられている少年を救出しようと地元の大人の1人がサメに殴りかかるも重唱を負いその後死亡。

4人目が襲われた直後に、川で2人目の少年が襲われる(命は助かる)

事件最終日7月15日:会場で漁をしていた漁師の船に体調2.5mほどのホオジロザメが掛かる。サメのお腹を割くと、中から人の骨が見つかる。

 

映画ジョーズのアミティの街で起こった事件とそっくりな内容です。

 

ニュージャージー州サメ襲撃事件:海水浴場で最初の犠牲者

1916年7月1日海水浴のたくさん集まるリゾート海岸で事件は起こります。

たくさんの観光客で賑わう海岸で遊泳していた男性がサメに襲われるのです。

リゾート地ということもあって、サメによる襲撃の様子を多くの観光客が見ており、新聞で大々的に報じられます。

この時人々の間では、サメが人を襲うなんて考えられてはいませんでした。

 

そして5日後7月6日。

最初の事件からおよそ60km離れた海岸で2人目の犠牲者が出ます。

海岸近くのホテルの従業員が、海で泳いでいたところをサメに襲われたのです。

すぐ近くにいたライフガードによって助け出されるものの、両足をサメに持っていかれてしまい、ケガのダメージのせいで亡くなってしまいます。

 

この1件もまた新聞が大きく報じたことから、人々の脳裏に人食いざめの脅威が刷り込まれ、観光産業にも悪影響が出てしまいました。

夏のど真ん中、本来なら多くの人で賑わう平和な海水浴場から人がすっかりいなくなってしまったのです。

サメという脅威の存在のために。

 

当時の学者の見解

当時は専門家の間でもサメが人を襲うという想定はしておらず、ましてホオジロザメが水温の低い北半球の海には住まないだろうと考えられていたので、何か他の生物の仕業ではないかと勘ぐったほどの事件でした。

ニュージャージー州サメ襲撃事件:マタワン川での襲撃事件

6日後7月6日最初の事件からおよそ50km離れたマタワン川の上流で3度目の事件は起きます。

 

この川の桟橋付近で泳いでいた地元の少年たちの1人が突如水中に引きずり込まれ、直後に水面が真っ赤に染まるという事件が発生したのです。

川で遊んでいた少年たちはすぐさま大人に助けを呼び、大勢でサメに襲われた子の捜索が始まりました。

 

川の水は濁っていて広く見つけるのは困難に思われていたところ、捜索隊の1人スタンレー・フィッシャーが、川の中で少年を加えているサメを発見します。

勇敢にもサメに殴りかかり、少年をサメの顎(Jaws)から引きはがすことに成功したのです。

 

しかしサメの抵抗に合い、フィッシャーはサメに足を噛まれてしまい重傷を負ってしまいます。

その後病院に搬送され手当てを受けるも、ケガのダメージのせいで帰らぬ人となります。

 

 

さらにこの襲撃の直後、騒ぎがあったことを知らず近くの川を泳いでいた少年がまたしてもサメに襲われ足に大ケガを負ってしまうのです。

ここまでサメの襲撃によって4人の犠牲者が出てきましたが、懸命な治療の結果、5人目の子供の命は無事助かりました。

 

多くの犠牲者を生んだマタワンの人々はサメに怒り、サメに懸賞金をかけたり、ダイナマイトを川に投げ込むなどして捜索を行いますが、サメを見つけることはできませんでした。

 

人食いざめの捕獲

(引用元:Twelve Days of Terror )

マタワン川での襲撃から2日後の7月14日。

最初の犠牲者が出てから2週間がたった日、ついにサメが捕獲されます。

 

海で漁をしていた漁師の船の網に2.5mほどの大きさのホオジロザメが掛かったのです。

捕まえた魚を港に持ち帰り、サメのお腹を割いてみると、中から人間の骨が発見されました。

 

この捕獲以降、今日までマタワンや海岸線でサメによる被害は出ていないそうです。

これ以降、人間がサメに襲われるということは無くなったのです。

 

・・・しかしまだこの事件には不可解な部分が残されています。

  • 漁師の捕まえたホオジロザメが1匹で4人の死亡させたのか?
  • 本来ホオジロザメは生物学上淡水域で生息することはできない

ということです。

 

町全土にサメの呪いでもかかったかのように、この一時だけサメ被害が5件も出るというのは何とも妙です。

また1匹のサメだけで、比較的近い地域とはいえ、5人も被害者を出すことは難しいような気もします。

また川で人がサメに襲われたという事実から、犯人は淡水域でも生息できるオオメジロザメではないかという説もあります。

 

つまりこの事件の怖いところは、漁師の捕まえた2.5mのホオジロザメ以外にも、他のサメが複数匹周辺の海に潜んでいる可能性があるということです。

その後サメによる被害は報告されてはいないものの、完全に安全が確保されたなんて保証はないのです。

 

そしてなぜそこにサメが現れたのかもハッキリとわかっていません。

人間を捕食の対象としてわざわざやってきたのか?

たまたま迷い込んで、身を守るための護身として襲ったのか?

その辺の理由はいまだにわかっていないのです・・・。

 

まとめ

実際に事件の概要を観てみると、明らかにジョーズの元ネタになってますね。

共通点が多すぎてビックリします(笑)

 

もちろん人がサメに襲われてしまうなんて痛ましい事件が起こってはなりません。

そんなものはスクリーンの中の作り話としてのみあれば十分です。

 

また同時にサメについての強い興味・関心を抱かずにはいられません。

なぜそんな場所に出現したのか?

なぜ人を襲ったのか?

たった1匹のサメで5人もの被害者を出してしまったのか?

などなど。

 

もし今から高校生に戻れるのだとしたら、僕は高校で理系を選択し、大学で生物について学んでいたかもしれません(笑)

ともあれ、『ジョーズ』事態はすごく魅力的な映画です!

 

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