ジョジョ・ラビットでジョジョの母親ロージー役を演じるのは、アベンジャーズでおなじみ。
今ハリウッドで最も稼ぐ女――
スカーレット・ヨハンソンです。
生まれはニューヨーク。
日本でも「スカヨハ」の愛称で親しまれています。
作中で描かれる重大な伏線とは?
彼女の過去の出演作と合わせて、スカーレット演じるロージーが何者だったのかについて書いてみました。
(まだ映画を見てない人向けに、ちょっとネタバレも交えてます)
(1回見たけどよく分からんという人も読んでみてください)
もくじ
母ロージーのキャラクター紹介
ジョジョたった1人の家族である母親のロージー。
自由を愛し、勇敢さや聡明さ大胆不敵さなどを併せ持った美人なママです。
本当は旦那さんと娘のインゲもいたのですが、旦那さんは戦争でイタリアへ行ったきり音信不通。
娘はすでに他界してしまった模様(死因は不明)。
息子のことを心から愛しており、ヒトラーユーゲントのキャンプでケガをした際には、担当上官だった中尉キャプテンKに金的と平手打ちを喰らわせてしまうほどに強いママ。
(キャプテンKとは昔から交流があった様子)
大戦下のドイツでは選民思想といって、アーリア人がこの世で最も優れた人種で、ユダヤ人が最も下等な種族だという人類史上最悪の差別が行われていた時代。
そんな時代背景にも関わらずロージーは人種の違いによる差別をしておらず、ユダヤ人の20才ほどの女性エルサを家の隠し扉にかくまうといったことをしていた。
戦争を推進するナチスドイツに対しても批判的な立場を取る女性。
演じるのはスカーレット・ヨンハソン

(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation & TSG Entertainment Finance LLC
生年月日:1984年11月22日(35歳)
身長:160cm
職業:女優 歌手
主な出演作品
・『アベンジャーズ エンドゲーム』
・『キャプテン・マーベル』
・『マリッジ・ストーリー』
映画『ジョジョ・ラビット』でジョジョの母ロージーを演じるのはスカーレット・ヨハンソン。
- 第77回ゴールデングローブ賞(2020年)
- 第63回ゴールデングローブ賞(2006年)
- 第62回ゴールデングローブ賞(2005年)
- 第61回ゴールデングローブ賞(2004年)
と、これまでに4度もゴールデングローブ賞を受賞しています。
今季アカデミー賞で主演女優賞『マリッジ・ストーリー』とでWノミネートを果たすなど、女優キャリアとしてもっとも油の乗った時と言えるでしょう。
スカーレットのプロポーションはハリウッドトップレベル(笑)
まぁすごいスタイルのいい人です^^
その体系を維持するために
- バランスボール
- ジョギング
- ジャンピングジャック
- ボディー・ビルディング
- マーシャル・アーツ(格闘技)
といったトレーニングをこなしています。
食事はパレオダイエット(旧石器字時代の食生活)というものを実践しているようです。
街を歩けば、炭水化物やスイーツなどたくさん出回っていますが、彼女が食べるのは肉や魚、野菜やナッツばかりな昨今。
スカーレットは穀物の類など、農耕時代以降のものは口に入れないのだそうです。
糖質制限ダイエットとかなり近いですよね。
そして現在の旦那さんはコリン・ジョストという海外のコメディアン。
2度の離婚を経験しているスカーレットですが、今の夫コリンとは2018年に交際をスタートさせ、昨年2019年5月に結婚しました。
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スカーレット・ヨハンソンの過去作とおすすめ

©ギャガ・コミュニケーションズ=ヒューマックス・ピクチャーズ
スカーレット10歳当時の映画です。
出演シーンは大して多くないのですが、彼女の幼いころの姿を見ることができます。
この作品に目を通してから、成長した彼女の姿を他の作品で見るといいと思います。
『アベンジャーズ』

©マーベル・スタジオ
アベンジャーズ唯一の女性ヒーロー「ブラック・ウィドウ」を演じます。
マーベル最強のスパイ暗殺者ですね。
今年5月はスカーレット主演の『ブラック・ウィドウ』も公開されるのでファンは必見です。
黒くタイトなスーツを身に着け、抜群のプロポーションを披露してくれます。
『マリッジ・ストーリー』

©ヘイデイ・フィルムズ/Netflix
今作『ジョジョ・ラビット』と同時期に公開された作品。
これでアカデミー賞にWノミネートを成し遂げました。
結婚生活がうまくいかなくなった夫婦の離婚による葛藤を描くNetflixオリジナル映画です。
ロージーって何者だったのか?
(※以下作品のネタバレ含む)
ロージーというのはリベラリスト(自由主義者)なんですね。
ナチスが主導する戦争や人種差別には反対の立場だったわけです。
だからユダヤ人の女性を隠し部屋にかくまっていたし、ドイツの敗戦が濃厚な状況を喜んでいたのです。
彼女の服装を見ても、その思想を垣間見ることができます。
戦時中にしては珍しい個性的で華やかな服を着ているではありませんか。
ダンスが好きな点にしてもそうです。
また街中で「ドイツに自由を!」といったようなビラをコッソリ置く危険な活動もしていたので、完全に反ナチ派であることが見て取れます。
(何らかの団体に属していたのかは不明)
大戦中ヒトラーの体制に反対するような団体や組織は実際にあったし、ホロコーストからユダヤ人をかくまったドイツ人というのもいました。
ゲシュタポに見つかったら最後命はありませんが。
ロージーがまさにそれです。
父親もイタリアに出征したきり帰ってこないということでしたが、実は第2次世界大戦を終わらせるための活動をしているという風なことがチラリと述べられていました。
日本もそうですが、「戦争反対」とか言うような人は牢にぶち込まれておかしくないような時代です。
そんな時代にも自分の価値観や思想を揺らぐことなく持てるくらい、真の強い女性なのです。
この映画のコンセプトである「愛」と「寛大さ」をもっとも体言した人物こそロージーなのです。
まだ見てないという方は、後半への重大な伏線となるロージーの「ダンス」や「靴」に注目して鑑賞してみるといいと思います。
憎しみは勝ちはしない。愛が最強の力だから。
ジョジョ・ラビット母ロージーについてのまとめ
ナチスの洗脳教育を受けていたジョジョが、母の強い愛に支えられながら、ユダヤ人の女性エルサとの交流を通じてそのことに気づいていくというストーリー。
従来の戦争映画の描き方を大きく破り、コメディ要素をちりばめた胸キュン映画なのです。
演じるのはアカデミー賞にWノミネートされ、さらにはマーベラス新作映画『ブラック・ウィドウ』への出演も決まっている超絶売れっ子女優スカーレット・ヨハンソン。
知名度、人気度、注目度共にうなぎのぼり。
パチンコでいうと確変を起こしまくっている女優の活躍をとくとご覧あれ。
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