このブログを立ち上げる前、絶対ブログのネタにしようと決めていたことがあります。
それは、劇場の一番前の席で映画を鑑賞するということ。
全302席ある映画館の座席の中から、先頭のど真ん中A-11席で映画を鑑賞しようというおバカな試みです。

ちなみに鑑賞した映画は最近話題の『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』です。

(出典:公式サイト「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」)
アメリカのホラー小説家スティーブンキング原作作品であるITを一番前のトップの席で鑑賞してきました。
ちなみに映画館はこれまでの人生で一度も一番前の席で座って鑑賞したことはありません。
今回が初めてです。
いかに観やすい席を確保するかということを念頭に置くタイプだったので、座席の位置はいつも後方の真ん中当たりです。
なので今回、チケット代1,800円を払ってどんなものか試してみました。
もくじ
座ってみた感想
- 物凄い迫力
- 首痛い
- 目疲れる
- 疲労困憊
- 2度目は無い
です。
映画スクリーンの大きさというものを一番前の席の真ん中体験するのは人生初。
「こんなデカかったのか・・・」と感心します。
あんまりにもデカいので、スクリーンの端から端までクビをグリッと動かさなければ観ることはできません。
自分のちっぽけさを思い知らされましたね(笑)
おまけに行った時間帯が平日の夕方~夜にかけてだったので、劇場内はガラガラでした。
まだ公開したばかりで、土日は普通に込み合う人気映画です。
ザっと見た感じ場内にいたお客さんの数は40人前後。
席はどこでも空いていて、我慢せず好きな位置で観れるような状態です。
みんな見やすい上の真ん中の方に座る一方、僕一人だけ真ん前に座ったものだからけっこう恥ずかしかったです(笑)
まぁとにかくスクリーンが巨大なので迫力は満点。
ガリバーの巨人の国に入ったような気分になりました。
後ろの方の人はポップコーンでも食べながらくつろいで観ている一方、前の席の人は首を捻じ曲げなければストーリーに付いて行けません。
なのでメチャクチャ疲れます。
おまけに今作のお化け(?)であるピエロのペニー・ワイズの登場シーンは気が抜けません。
可愛い顔してお喋りしてると思うと、次の瞬間悪魔のような形相をして子供を丸のみにするので、鑑賞者も手に汗握る作品です。
前の席に座ったら、かなりビクつくようなシーンが多めの作品でした。
前の席のメリット
- 迫力満点
- 没入できる
- 横に荷物起き放題
行けば分かるのですが、前の席というのはホントに人がいません。
ブルーオーシャン状態です。
横の後ろもがら空きです。
- 肘置きの奪い合いをしなくていい
- 鞄は左右に置いてOK
- 足をだらーんと伸ばせる
- 前に邪魔が誰もいない
映画館あるあるだと思うのですが、プレミアムシートでもなければ、肘置きって両横の人と兼用ですよね?
映画館の説明欄なんか見ても、譲り合ってお使いくださいと書かれている程度。
ぶっちゃけ早い者勝ちなのが現状です。
画面真下の席のブロックは人がなかなか寄り付かないので、奪い合いになることはありません。
右と左どちらもあなたのものです。
後ろの人に座席を蹴られる心配は皆無だし、前の席の人の頭が邪魔で見えないなんてことは絶対ありません。
(最前列なら)
もちろん、運悪く1つ前の席に座っている人が身長2m近くあるような大男だった場合、映画を快適に観ることは不可能だと思いますが。。。
荷物を置くのも足元ではなく、隣の空いてる席に堂々と置けます。
邪魔が誰も入らない中、映画の世界に没入することができます。
集中を途切れさすものは無いのです。
そしてかつてないほど迫力満点の映画を楽しむことができます。
スターウォーズとかこの位置で見るとヤバイと思います。
片時も気を抜けません。
3Dより2Dで前の席に座った方がよっぽど臨場感あると思います。
前の席のデメリット
そしてこれだけメリットを挙げておきながらも2度目は無いなと思わせた理由がこちら。
- 首痛い
- 目疲れる
- 展開を追いづらい
- 劇場内で他のお客さんから目立つ
前の席が好きなんだというもの好きな人も一定数いるとは思います。
しかしこの位置で映画観ると疲労感が一味違います。
スクリーンの横の長さは20m近くあります。
右端から左端まで同時に観ることなんて不可能です。
シマウマ並みの視野角があればともかく、真剣に観れば観るほど首をグリグリと動かさなければなりません。
そして忘れてならないことが、一番前の席は高低差の一番低い位置になるので、首を常時上げておかなければなりません。
プラネタリウム席のように倒してみることは不可能。
つまり首が疲れることは必須なのです。
途中で疲れて話の展開をきっちり追えなくなってしまいました。
そしてデメリットの最後として、一番前の席に座った観ることは恥ずかしいということです。
「うわ・・・あいつ一番前の席座っちゃってるよw」
「おっかしぃい~~(笑)」
みたく言われているのではないかと思ってしまいます。
周りの目を気にしてしまうタイプの人は、かえって映画に没入できないかもしれません(笑)
前の席に座ってみた結論
以上のことから、前の座席は座らないほうがいいというのが結論になります。
それよりは、もっと上の方の座席に座って観たほうが無理なく観れるし、チケット代をドブに捨てることもありません。
最前列というのは、周りに誰もいないというメリットもあれど、恥ずかしいし首が疲れるというデメリットの方が勝る席なのです。
おすすめの座席の位置
やはりプレミアムシートは最強だと思います。
ラグジュアリーで豪華な席。
隣のお客さんは邪魔にならない。
ゆったり広い席でくつろぎながら映画を鑑賞できる。
劇場内の真ん中上あたりに位置。
カップル専用のシートなんてのもありますから、ちょっと高いですけど楽しいと思います。
(いつかブログのネタに座ってみます)
また席ごときにお金をかけたくないという人にもおすすめの座席を紹介します。
それは、真ん中ブロックの両端の席・両サイドブロックの中央通路側になります。
プレミアムシートの位置に近い上側の方がいいですね。

席はたいてい真ん中側から埋まっていく傾向があるので、その端の方を確保するというのが賢い選択です。
端の方を選ぶメリットはというと、
- 小さい子供連れの家族も利用しやすい
- トイレに行きやすい
- 隣は通路になるから他のお客さんはいない
両サイドを見知らなぬ人に挟まれることはないし、子供が鑑賞中にぐずり泣いてもすぐに外に出ることが可能です。
トイレの近い人でも、真ん中だと出にくいけど両サイドなら誰にも迷惑をかけることはありません。
肝心の映画の見心地はというと、これも心配いりません。
壁際ギリギリの席を選んでしまうと、さすがに観にくいとは思います。
でも僕が推奨する位置は真ん中ブロックの両サイドです。
映画を一番おいしい位置で観られるポジションの端でかつ、ストレスの少ない絶妙なスイートスポットなのです。
今の時代、映画の座席はインターネットでも予約できるし、当日でも後の回なら比較的すいていることがほとんど。
さらに平日の昼間の時間帯やレイトショーなどで見ればお客さんも少なめな時が多いです。
もし近いうち映画に行く予定があるのであれば、真ん中ブロックの両サイドの席に座ることをおすすめします。
最前列中央のように恥ずかしい思いをすることもありません(笑)
この記事のまとめ
- 迫力満点
- 没入できる
- 横に荷物起き放題
- 首痛い
- 目疲れる
- 展開を追いづらい
- 劇場内で他のお客さんから目立つ
- プレミアムシート
- 真ん中ブロック両サイド
ご参考までに。
お家でまったり映画を楽しむというのもいい方法だと思います。
僕も動画配信サービスを利用することで、めちゃくちゃ低コストでホラー映画を楽しんでいます。
徹底的に前列のメリットデメリットが解説されていて、面白かったです!
僕も「ONE PIECE」の映画を最前列で見たことがありますが、首がとんでもなく疲れたので、あれ以来前では見てませんね。笑
久しぶりに映画を見たくなりました。
コメントありがとうございます!
ですよね笑
おすすめしません。
僕もしょーへいさんのブログはめっちゃ見させてもらってます。