セメタリ―とセマタリーってどっちが正しいのか?ファンの間で問題な件

『PET SEMATARY』2020年リメイク版公開ということで盛り上がりを見せていますね。

ファンの間で問題となっているあの件をご存知でしょうか?

 

本来正しいスペルは”CEMETERY”であるはず。

なのになぜタイトルは”SEMATARY”と誤植で付けられているのか?

そしてなぜ日本語訳タイトルはファンの間でセメタリ―とセマタリーで分かれているのか?

 

なぜPET SEMATARY(ペット・セマタリー)なのか?

“PET”というのは、犬や猫を表す「ペット」。

“CEMETERY”とは死者を埋葬する「お墓」という意味。

けれど映画のタイトルにはPET SEMATARY』と綴られている。

 

これは製作会社や原作者のミスなどではありません。

スティーブン・キングの手によって、わざと意図的に間違えられているのです。

映画中で、森の奥にある犬や猫を埋葬しているお墓の文字は小さい子供が間違えて書いたため”SEMATARY”となっています。

 

(辞書的に正しい綴りは”CEMETERY”)

つまり、映画に現実味を帯びさせるための工夫なわけです。

原作の小説や映画タイトルもそのまま、『PET SEMATARY』とされています。

 

日本語訳小説版のタイトル

ここがちょいとややこしいポイントです。

日本語訳されて出版された『PET SEMATARY』の小説を見ると、ペット・セタリー

一方の映画タイトルは、『PET SEMATARY』と誤植のままペット・セタリ―となっているのです。

ファンの間で議論になるわけですね。

 

スティーブン・キングの原作ファンの人はペット・セタリーと言うし、映画しか見てない人はペット・セタリ―というようですね。

(ちなみに僕はどっちでも抵抗なく行けます。)

このブログは一応映画レビューブログということで運営しているので、ペット・セメタリ―で統一しています。

英語をカタカナで表すこと自体少し無理やりでもあるのですが、果たしてどっちが正しいと言えるのか?

その辺りを後述の内容で書いてみました。

 

作中でのペットセメタリーの役割

子供が誤って墓地の看板を”PET SEMATARY”と書いてしまっているわけです。

正しい英語の表現だと、ペット霊園を正しく書くと”PET CEMETERY”となります。

 

作中でも描かれている通り、森の中にある綴りの間違った綴りで書かれた場所自体は何も怖くありません。

不気味な雰囲気を漂わせてこそいますが、その場所にペットを埋めてもゾンビのようにはならないただの墓地(ペット・セメタリ―)です。

 

では作品のタイトルを『PET SEMATARY(ペット・セマタリー)』たらしてめているものは何か?

それこそ、森のさらに奥深くにあるミクマク族の墓地なわけです。

それこそまさしく恐怖の元凶。

スポンサーリンク

ミクマク族の墓

土地が腐ってる

作中に登場するヴィクター・パスコーの霊は、ミクマク族の埋葬地をそうディスります。

お墓とは本来、死んでこの世には2度と帰ってくることのない者たちの眠る場所です。

ところがミクマク族の墓地は違います。

その場所の土に埋めた生き物が生き返るという、自然の原理に背く場所ななのです。

 

 

死者を生き返らせるというのはある種、タイムマシンと同じく人類の夢でしょう。

「もしも死んだ”あの人”を生き返らせることができたら・・・」

と誰しも1度は考えるもの。

 

しかし一度死んだ人を生き返らせると、元のまま戻ってくるとは限りません。

生前の優しいあの人のままではないかもしれません。

おぞましい”別の何か”となって戻ってくることも考えられるのです。

 

『PET SEMATARY』の映画コンセプトはまさしくそれです。

「交通事故によって死んでしまった我が子にもう一度会いたい」

という父ルイスの思いから、子供を死者の蘇る禁断の土地に埋めてしまいました。

結果子供は恐ろしい”別の何か”となって戻ってきて、自分の親や親しい者の命を奪おうと襲い掛かかります。

 

まとめ

初めての人はタイトルを見た限りでは、

「墓からペットがゾンビにでもなって出てくるのかな?」

と思うかもしれません。

けれどペットを埋葬するお墓事態には何の不思議なパワー事態ありません。

そのさらに森の奥深くにあるミクマク族の土地が怖いのです。

“PET CEMETERY”ではただのペットのお墓。

 

スティーブン・キングは作品タイトルを『PET SEMATARY(ペット・セマタリー)』とすることで、死者を蘇らせる恐怖の土地という暗喩的な意味を込めたのではないでしょうか?

以上のことを考察すると、正しいのはペット・セタリーとなると思います。

 

ただしどういうわけか、映画のタイトルはペット・セタリ―です。。。

当ブログでは引き続きペット・セメタリ―でいきますけどね。

 

スティーブン・キングは文章力がおもしろく、これまでいくつか彼の小説も読んできましたが、ハズレがありません。

あまりの恐ろしさのため執筆から世に出すまで、彼の引き出しの中で3年間眠ってきた禁断の小説『PET SEMATARY(ペット・セマタリー)』。

恐怖を楽しむため、超えてはならない一線を越えてみてはいかがでしょうか?

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です